最近、マイナーな体調不良が気になって仕方がなかったので、はじめて漢方薬局に行ってみた。

漢方についての本をよく読んでいるので前から気になっていたけど、どの店に行ったら良いのかわからないし、わざわざ相談するほどでも無いかと思って、躊躇っていたのだった。

そこで、商店街にある昔からありそうな感じの薬局にお世話になった。

結果的には、 よくわからない、ということで、驚くような処方をもらえたわけでもないのだが、満足度は高かった。

まず、症状を相談する。 面に出る症状だけではなく、私自身がどんな体質なのかを確認していただく。 しかし、今回は症状の原因が絞り込めないので、これだっていう決め手になる処方ではなく、とりあえずこれで様子を見てみよう、という方針になった。 また、症状とは関係なく、体質そのものに対する向き合いかたへのアドバイスももらえた。 私が「漢方に興味あるんです」ということを言ったためかもしれないが、丁寧にいろいろなことを教えてもらえた。

あまりこの日記に体質のことを書くつもりは無い。 今まで「なんとなく」していた自己診断や自己分析の内容の裏付けができたし、また、自分の「精神的な性格」だと思っていたところも、この体質と密接に結びついているという気づきを得ることができた。

そう。最近、人の性格や本能についてよく考えてしまう。 人の性格は、色々な要因で決まる。遺伝だったり、育った環境だったり。そもそも、性格と呼んでいるものの定義・スコープがそもそも人によって、文脈によってばらばらなのだが。 身体的特徴（体質）は性格と深く結びついている。となれば、親が持っている身体的特徴が遺伝によって子に継承されることによって、子にも特定の性格が顕れることも自然なことだ。