私の最近のスカイリム 2026
時間を無駄にするのはよそう
前回書いた2024年の記事からおよそ1年と半年。 私生活や仕事のために、ゲームに使える時間が減ってきているので、そもそもそんなに遊んでいませんが、それでも、まだまだ遊べます。一体いつまで遊べるのだろうか。 この冬休みを利用して、また0から環境構築しなおしたので、誰かの参考になればと思います。
あまり細かい説明は書きませんし、MOD推薦もしません。考え方とかコンセプトとかをメモするつもりの記事です。
(参考リンク)私の最近のスカイリム2024
マシン
私のいまのスカイリム環境は、 Fedora Linux 43 (GNOMEデスクトップ) で構築しています。
OS: Fedora Linux 43
CPU: AMD Ryzen 7 9700X
GPU: NVIDIA GeForce RTX 3060
スペックとしては、ミドルレンジ程度のささやかなマシンだと自負。
2024年のころからそうでしたが、もはや自分用のWindows PCを持っていなくて、必要なときに家族共有のものを使ったりVMを立ち上げたりしていました。で、Windows10のサポートが終わったってのもあるので、思い切って脱Windowsを加速させました。そしたら、思ったよりも快適でした。
Skyrim on Linux について
以前少しチャレンジしたことがありましたが、Protonのことがよくわからなかったし、時間の無駄に思えてしまって、結局、途中で挫折しました。バニラを動かすだけなら簡単だがMOD関連がなあ・・・。 だったのですが、 2026年の現在、状況は格段に良くなっていて、Linux上のSteamで Skyrim と MOD Organizer 2 (以下MO2)環境を構築するのは驚くほど簡単になっています。
MO2で遊ぶだけなら、ほとんど支障無いかなと思います。 Proton(Steamがカスタマイズを加えたWine環境)を使うことで、Windowsと比べて15%くらい性能が落ちるらしいですが、そこは、対比したことが無いので、実感としてはわかりません。
各種の外部ツールやDLLも、Protonで問題無く。プラグインのレコード編集やちょっとしたNIFメッシュ編集くらいなら、なんともない。 本格的なMOD作りは、私はやっていません。
Steamの選択肢: ネイティブ版かFlatpak版か
OSの標準的なパッケージ管理システム(FedoraならRPM Fusion)でもSteamは配布されている。 Flatpak からもSteamを入手できる。
私は現在のところ Flatpak 版を使っている。
RPMでシステム全体を更新したら色々なゲームが動かなくなった・・・ということがよくある。Flatpakだとシステムのランタイムをなるべく使わないはずなので、問題が起きにくい。 権限による問題が発生しやすいので、Flatsealで調整することも。
Steam on Linux は基本的にトラブル多い
Proton のアップデートによってゲームが動かなくなる、というトラブルも多い。 Skyrimに限らない。
いろいろなライブラリのアップデートが追いつくまで一週間くらい遊べない、ということもざらにある。(まあ、ちょうどいいブランクだと思うことにして、焦らず取り組む)
Steam のProtonは、アップデートを禁止するようなことは不可能だから、Proton GE を使ってもいいと思う。
Protonは、すべてのWindowsゲームが遊べるわけではない。アンチチートのためにProtonでの動作を禁止しているゲームもある。一部のEAのゲームで経験したことがある。
Fedora Linux に Skyrim + MO2 のMODプレイ環境を構築する
環境構築のステップについて、ざっと記します。
まず、普通にSteamのインストールとバニラSkyrimが起動するところまでは、進めておきます。
それから、以下で公開されている modorganizer2-linux-installer を使いましょう。
Furglitch/modorganizer2-linux-installer
詳細にガイドが表示されるので、基本的に迷わないはずです。 このインストーラーを使うことで、なんということでしょう!Linuxに、MO2のインストールとSKSEのインストールが完了します!心から感謝。
あとは、 Nexus Mods などからお気に入りのMODをひたすらインストールしていきます。
外部ツールも、基本的にMO2から起動するように設定していきましょう。これにより、同じProtonプレフィックス内ですんなりと動きます。私は以下のようなツールを実際に動かすことができました:
- BodySlide and Outfit Studio
- xEdit(TES5Edit)
- WryBash
- FNIS
また、いくつかのSKSEプラグインで必要となるVC++再配布パッケージは、ProtonTrick を使うことでインストールできます。
ProtonTrick は、Wineプレフィックスをお手入れするWineTrickのProton版。Protonの環境にはエディタとか解凍ツールとかは全然入っていないのだが、一般的なツールはProtonTrickでインストールできる。Linuxとの間を行き来するよりも、Protonプレフィックス内で簡単な作業は完結しちゃったほうが楽なことも多い。
ReShade
ReShadeのインストールは、本来おそらく面倒なのですが、インストーラーを公開している人がいたので、使わせてもらいました。心からの感謝。これによりSkyrimのProtonプレフィックスでReShadeを使う準備ができます。
kevinlekiller/reshade-steam-proton
MOD導入編
相変わらず、あまり詳細なMODリストは書きません。
グラフィック
- ENB をやめて、 Community Shader(CS) に切り替えました。
- 上記の通り ReShade も併用。CSはあまり色味には関与しないらしいと聞いたので。
- SSE Display Tweaks も併用。これ入れると応答速度がとても良くなった体感。ボーダーレス・ウィンドウモードを使っていますが、細かいところはよくわかっていない
CS+ReShade は、導入がやや面倒ですが、ENBよりもいろいろ自分で細かく調節できて、しかもそれが使いやすいゲーム内オーバーレイUIで可能な点を気に入りました。
なお私は1080pの60FPSでプレイしています。
体型やスキンテクスチャ
- 装備MODでよく使われているため CBBE 3BA体型 を使っています
- アダルト要素を排除した健全rimでやっていますので、CBBEのインストーラーで忘れずアンダーウェアのメッシュを指定しておき全裸にならないようにしています
- スキンテクスチャはいろいろ悩み中なんですが、本当、シェーダーやReShade設定に大きく左右されるので、決めるのが難しい。どちらかといえば、グラフィックまわりを先に固めてからテクスチャ選びすればいいんじゃないかな
- キャラメイクには ECE を使っています。Racemenuに何度も挑戦したけど私には無理、かわいいキャラを作るハードルが高すぎた。
スキル関係
- Ordinator をずっと使っています
- 作者の名前をもじって EnaiRim と呼ばれるくらい別ゲーという見方も
- もうバニラのスキルツリーを思い出せない
- 他にも Enai氏のMODを多数入れています。Apocalypse Magic、 Sacrosanct や Growl なども。
戦闘関係
- 最近人気が高い Sanguine Symphony を導入。
- また、それの推奨MODとされているMODツリーも一通り導入。
- 特に戦闘においては、 Precision がもたらす効果がお気に入り
- 物理的に正確なコリジョンで攻撃判定がなされるようになります
コンボ系やソウル戦闘系のMODも少し試したものの、やはり管理が大変だし、自分の、ロールプレイ中心のプレイスタイルとすこし合わないと感じたので、入れていません。
イマージョン
- Immersive Equipment Display や Campfire で、たくさん荷物持ってる風なルックにしています。
- サバイバルモードやFrostfallは、今は、遊んでいない。こういった体調管理や温度管理、それに伴う制約やデバフは、脳内処理する方針にした。
- PC Head Tracking and Voice Type SE でプレイヤーキャラが生き生きと動くようにしています。
ダンジョン
- venjhammet(hammet)氏のダンジョンMODが大好きすぎる。
- Hammet’s Dungeon Pack 1 SE と Vominheim 関連MODを導入。
- しかしまだ探索しきれていません。
Hammet氏のダンジョンは、とてもすばらしい。 伝統的なノルド式ダンジョンの作法にしたがいつつも、まるで庭師のように、美しく作り込まれたダンジョンの景色が特徴。とくに、水場の使い方が素敵で、ダンジョン内に水源を見つけるとついつい焚き火をおこして野営したくなっちゃうんですよね。 逆に、ダンジョン野営を楽しむことを目的にして、食料や野営道具を持ち運んだり、プレイヤーキャラを貧弱にしてパーティープレイをしたりですね、ロールプレイするわけです。 Vominheimはずっと前から導入していたが、今回のセットアップでバージョンアップ。最新版では、クエストやストーリーラインがたくさんあって楽しい。 Vominheimの島嶼ははとても探索しがいがあるので、いちど足を踏み入れたら、なかなかスカイリムに戻れなくて永住するドヴァキンが続出していることが悩みです。
武器
- Immersive Weapons がずっとお気に入り
- Animated Armoury - DAR Version もずっとお気に入り
- カタナとか槍などの独自モーション武器を追加してくれる
チート
- AddItemMenuSE は動かない。最近では Modex という新しいツールが出ており、それを使っている。
- AddItemMenuとメカニズムが根本から違い、オーバーレイUIでアイテム付与するしくみ
- 経験値倍率を変える Experience Multipliers は必須
その他
他にも多数のMODを導入していて、今のところ200前後。 最近は ELLE氏の衣装MODが大好き。 本物のノルドはおしゃれに重ね着を楽しむ。
好きなクリエイターをPatreonで支援して、支援特典で獲得したMODを秘伝のタレのごとく引き継いでいます。 私の場合だいたい装備MODかモーション(hkx)MODなので、それらは当然Linuxでも使えるし、Skyrimバージョンにも依存しないので、ポータブル。
ロールプレイを楽しむことがメインなので、コンソールを使ってキャラクターにチートスキルを授けたり、致命的な弱点を授けたりすることが多いです。 ゲームシステムにあれこれ決めさせて処理させるのも良いが、 「俺が決めた俺のルールで遊ぶ」ということを大事にしている。
本物のノルドは◯◯◯しない
しないこと。2024年とあまり方針は変わっていない。
私は FNIS / Nemesis (最近だとPandora)を使わないことにしています。 コミュニティで広く使われており、技術的にとても挑戦的でおもしろいシステムだとは思います。 これは時間の浪費を防ぐために自分に課している自分ルール。私のプレイスタイル上必要無いと判断している。モーション変更はDAR/OARだけに限定している。
Alternate Start を利用しており、メインクエストほとんどしない。もう何年もクリアしていません。やるとしても、ソルスセイムを深く遊ぶために、ハイフロスガーのところまでで終わり。この時点で”信者”が送り込まれてきてDragonboneのミラーククエストが始まるので、テルヴァンニさんと仲良くなったり、モラ様の信者になったりする遊びができる。
英語版で遊び、MODのテキスト翻訳(tesvTranslator)をしない。 これには様々な利点がある。英語学習にうってつけで、時間の浪費を避けることができて、クリーンな環境を維持できる。バニラの日本語テキストはほぼ頭に入っているので、英語学習にちょうど良い。
片っ端からダンジョンに突入するようなことをしない。また殺戮もしない。 まずプレイヤーキャラがそのダンジョンに本当に入る理由があるのかをよく考えること。山賊は容赦無く殺すことがスカイリムの常識ではあるが、ロールプレイ的には、降参した敵を見逃すことができるMOD Speechcraft and Yielding がとても好きで重宝している。
スクリプトを減らす。肌の露出を減らす。スケベMODを入れない。なるべくロアフレンドリー重視。過度の画質追求を避けてFPS重視。New Gameをするのが苦にならないことを重視。CTDしない安定性を重視。
チャットAIをお供に
常用しています。キャラクターを新しく作るたびに1つスレッドを立てる。 名前とかバックストーリーを相談して決めたり。 2024年セットアップの頃からずっと使っており、今でも習慣化している。プロンプトは固定していなくて、毎回、雰囲気でやっています。 ChatGPT5は、かしこい子だけど、言葉が多すぎて提案がしつこくて、うざったいのが悩み。
昔はお前のような冒険者だったが、膝に矢を受けてしまってな
スカイリムはまだまだ現役で遊べます。 しかし、気をつけないとすぐにのめりこんでしまい危険なので、ここまで書いておいて矛盾するようですが、私自身のなかでは禁止に近い扱いにしています。 この記事は、終わり無い環境構築とロールプレイに一区切りをつけて精神的な意味でのフラッシュ(洗い流しをすること)を目的にしています。
良い旅を。