delimiter

2018年に遊んだゲームを振り返る

2018-12-29

この歳になっても、やはりコンピュータゲームは好きです。 これからも、趣味・仕事を問わず、何らかのかたちでゲームに関わり続けたい・・・と考えています。遊ぶのはもちろん、開発することも含めてです。 個人的な振り返りのために、今年遊んだゲームをゆるく振り返ってみます。 これが全てではありませんが、とくに印象に残っているものです。


Skyrim Special Edition


オフラインゲームをこんなに長く遊んだのは久しぶりです。今年も、かなりの時間をタムリエルで過ごしました。やめたいのに、やめられない、もはや中毒者である自覚があります。 ほかの重要なことを差し置いても、スカイリムで遊んでしまいますし、一度はじめると、頭が痛くなるまで止まりません。 誰とも関わらず・・・たまにMODコミュニティに投書しますが、基本的に、孤独に、黙々とやる。こういうのが性に合っています。癒やしですらあります。 なぜFalloutではなくSkyrimなのか・・・といえば、ハイファンタジーの世界観が好きだし、キャラクターメイキングの自由度が高いからです。 MODを使うために、PC版しか遊んでいません。最近では、NintendoSwitch版も出ましたね。


アップデート


Skyrimには、32bit版のLegendary Editionと、64bit版の新しいエンジンを搭載したSpecial Editionがあります。今年の前半はまだ古い32bit版で遊んでいましたが、MOD環境が整ってきたので、5月ごろから64bit版に移行しました。MOD環境を構築し直して、まったくのゼロからのスタートです。 いまだにMOD開発が活発に行われているので、目が離せませんね。


最近やっていること


なぜこんなに長時間遊べているのか、自分でも不思議です。 去年までは、ひとつのキャラクターで長く遊んでいたと思います。最近では、キャラクターを切り替えながら遊んでいます。いろいろなステータスタイプ、容姿、バックグラウンドストーリー、しばり(難易度)の組み合わせでキャラメイクしています。


例えば・・・拳闘士(素手しばり)をベースにして、


  • 拳闘士x暗殺者のオジサン
  • 拳闘士x修道女(回復スキル)
  • 拳闘士x同胞団(人狼) などなど・・・無数の組み合わせができるのです。

1つのキャラビルドで数時間〜数十時間と、ばらつきがあります。育成途中がいちばん楽しいので、50時間くらい遊んだらまた違うキャラを作ります。ストーリーは完全無視です。 難易度も、切り替えながら遊んでいます。ちゃんと死ねるバランスにすること。 ほとんど、サンドボックス型ゲームのような遊び方ですね。


こうした組み合わせやRPのなかから、自分の創作活動のためのインスピレーションを得られることもあります。


少しハマりすぎているので、警戒しています。


Hollow Knight (ホロウナイト)


ホロウナイトは、いわゆるメトロイドヴァニア型のゲームです。プレイヤーキャラは、クワガタみたいな虫っぽいやつです。広大なハロウネストの地下空間を探索します。


伝統的なメトロイドヴァニアのギミックが盛り込まれつつも、細部まで凝った世界観。心細いダンジョン。すごく好きです。私は3周くらい遊びました。サウンドトラックも買いました。 人によっては、挫折する難易度かもしれません。 チャームの付け替えによって、全然違ったビルドで楽しめるところも良かったです。


DARK SOULS Ⅲ


だいぶ前に発売されたのですが、時間が無くてやっていませんでした。 オンラインが大きな特徴のゲームですが、私は一貫してオフラインで遊んでいます。オンラインプレイはトラウマ。


何周か周回プレイしたり、一通りのキャラビルドで遊びました。 わかっていたことですが、難易度が高すぎて心折れます。チートを使う場面もありました。慣れれば面白いと思うんだけど・・・。ちゃんと周回できるようになるまでが大変だった。


やっぱり、戦闘そのものが楽しいし、戦い方・武器・キャラビルドのパターンが多いのが好きです。


ダンジョンメーカー


一転してスマホゲームです。 ダンジョンメーカーは、ディフェンスゲームのような操作感に、ローグライクのような緊張感をもたせたゲームだと思います。 なかなか中毒性が高く、仕事に支障が出るので、すぐに消してしまいました・・・。 これは、すごいゲームだと思いました。


すごさ


  • 不完全さ
    • デプロイやキャラクター強化は、限られたタイミングでしかできない
    • 独特のタイミングに、慣れが必要
    • これがまたいい。ほどよい制約になっている。
  • 脳のメモリを極力使わせない感じ
    • まるで、メモリプロファイラでも使っているかのようだ。
    • 程よいタイミングで死んでリセットされる。ユーザーのデータや資産が重くなりすぎない。データ容量の話ではななく、つまり、いろいろなことを覚えておく必要が無いので、記憶に負荷がかからない。
  • ほどよいライフサイクル。だいたい1時間で終わる。(慣れてくるともっと生存できるが)
  • ハイリスク・ハイリターンのギミックが心地よい
    • ユーザーがリスクを選択できる。
    • いちどハイリターンなものに当選してしまうので、次も・・・と期待してしまう。
  • 蓄積するバフが心地よい
  • ロアフレンドリーなところが良い
  • 達成感ある
    • ロック解除要素がたくさんある。遠い道のり。
    • キャラ引き継ぎとかも、うまい。絶妙の枠で、絶妙のリセット具合だと感じた。

などなど・・・すごく参考にしたいゲームデザインでした。


Moonlighter


Moonilghterは、ドット絵で描かれた世界で、昼は商店・夜はダンジョン探索、というゲームです。 やりこみ要素には欠けますが、2周くらいしました。軽装・中装・重装のバリエーションがあり、武器も何種類かあります。


ドット絵のキャラクター、ダンジョン、豊富なアイテム、武器、モンスター。これらのグラフィックが好き。


UNDERTALE (アンダーテール)


積みゲー消化です。 アンダーテールは、MOTHERっぽい雰囲気の世界が特徴のゲームです。 ストーリー面白かったし、サントラも買いました。 いくつかのルート分岐があるようで、攻略サイトを見るまで気づけませんでした。最後にGルートをやろうとしたけど、辛かったので途中放棄しました。


Conan Exile


ハードコア、サバイバル系のゲームで、サンドボックス型。つまり、ゴールが無く、何をしてもいいよ、というゲームです。 オンラインプレイが大きな特徴ですが、私はオフラインで遊んでいます。 管理コンソールもあるので安心です。 あまりハマれなかった。一人でやるゲームじゃないんだと思う。


TinyEcho


積みゲー消化です。


美しい・・・ ゲーム中には、文字がでてきません。すべてグラフィックで表現されます。 マップを歩くだけですが、パズルゲームのような要素があります。よく迷子になります。


GRIS


美しい・・・ メトロイドヴァニア型のような、そうでもないような、横視点ゲームですが、あまり見たことが無いような美しさです。よく動く。まるでアニメーション作品みたいです。パズル要素、アクションパズル要素があり、ちょっと難しい仕掛けもありました。 ほどよく心地よいハザード、インタラクション。一方通行が多いマップなので、いちいち進むのに勇気がいるので、ほどよいストレスを感じ、それがまたいい。




あとがきです


最近、新しいゲームをはじめることが少し億劫になっています。とくにフルプライスゲームは、なかなか、やる気になれません。これからも、軽いボリュームのゲームを遊ぶ比率が増えていくのではと思います。 プレイ傾向として、孤独に黙々とひとりで遊ぶゲームが最近多いです。サンドボックスのなかで、キャラビルドして、パーティー編成して、それを黙々と繰り返す。そんなのが好きなのかもしれません。 オンライン対戦型のサバイバルゲームなどが巷にあふれていますが、今後もあまり遊ばないと思います。


グラフィックやサウンドが気になる(美しい)ゲームはけっこう衝動買いしています。これは、今後も続くと思います。私は、リアリティは全く求めていません。むしろ、シンプルな表現や、絵のようなゲーム世界が好きです。


来年はスカイリムをやめたいです。それから、自主制作ゲームもそろそろ形にしたいと思っています。


それでは。

 2018-12-29